このブログは、ハッカ精油を使用し効果が倍になるダイエット入浴法を紹介しています。ハッカ風呂が、なぜダイエットに効果的なのか、ハッカの特徴、ダイエット入浴のための簡単な使い方を紹介しています。ハッカ風呂ダイエットで、楽しくダイエットを続けられます。
ハッカ風呂ダイエットは脳を騙すダイエット
皆さんは楽して痩せたいと思ったことがないだろうか。私は、ある。楽して瘦せるなら、試してみたい。リーズナブルに瘦せるならなおのことだ。それが、ハッカ精油を使ったハッカ風呂入浴法である。
- ハッカの特徴
- ハッカが脳を騙す方法 熱いお風呂が冷たく感じる!
- ダイエットのための入浴法、ハッカ風呂のやり方
をお伝えします。体験談からどうぞ!
体験談
日本アロマ環境協会アロマセラピスト、アロマインストラクタ―であり、万年ダイエッターの私は精油を使って楽にダイエットしたいという願望を持っている。
以前、ハッカを使った入浴法がテレビで紹介されたことがあり、早速取り寄せてみたのだ。テレビで紹介されたものは、あっという間に品薄するのが世の常である。実際、その後しばらく、手に入らなかったことを考えれば、自分の判断力をほめてやりたい気持ちだ。
そのやり方は、湯舟に5滴、アロマショップで購入したハッカ精油を垂らす。これだけ。
いざ、入浴!・・・・???!!!さ、寒い!41度に設定しているはずだ。なのに、熱いはずの湯が冷めたいのだ!!
これが、脳を騙す、ということなのか!!脳が身体の冷たさをかんじとって、温めねば!!と、体内に熱を発生させるのだ。これだと熱い湯が苦手なダイエッターも少しぬるめのお湯であっても最大の熱量を身体に発生させられるのだ。しばらく浸って洗い場へ・・・なんと体が火照っているではないか!汗も出てくる!
長風呂には注意してもらいたい。が、私は平気なので水分をとりつついつもより長めの入浴ができた。むくみも取れ、足に細さがもどってきた。もちろん気分は爽快であったのは言うまでもない。
即効性は勿論ないのだが、お風呂タイムで汗をかくまで浸かれないタイプのダイエッターにはおすすめの入浴法である。333入浴法に組み込むのがお勧めである!!
1.ハッカの特徴
ハッカは、その爽快な香りと味わいから、古くから多様な用途で利用されてきた。
基本情報
- 学名: Mentha × piperita
- 科名: シソ科(Lamiaceae)
- 原産地: ヨーロッパ、アジア
植物の特徴
- 外観: 多年生の草本植物で、茎は四角形で高さは30~90cm程度に成長する。
- 葉: 葉は対生し、楕円形で鋸歯があります。表面は緑色で、裏面は少し毛が生えている。
- 花: 夏から秋にかけて、紫色から淡紫色の小さな花を穂状に咲かせる。
化学成分
- メンソール: ハッカの主要成分で、清涼感のある香りと味を持ち、鎮痛作用や抗菌作用がある。
- メントン: メンソールに次いで多く含まれる成分で、爽快感を与える。
- その他の成分: リモネン、ピネン、シネオールなどの精油成分。
2.ハッカが脳を騙す方法 熱いお風呂が冷たく感じる!
メンソールの作用システム
- 冷感受容体との相互作用:
- メンソールは皮膚や粘膜に存在する冷感受容体であるTRPM8(Transient Receptor Potential Melastatin 8)に結合する。
- TRPM8は温度変化を感知するセンサーとして働き、通常は冷たい温度(約8~28℃)を感知するが、メンソールが結合することで同じ受容体が活性化さる。
- 冷感の知覚:
- メンソールが冷感受容体に結合すると、これが信号として脳に送られ、「冷たい」という感覚を生じさせる。
- 実際の温度変化がなくても、メンソールが存在することであたかも冷たいものに触れているかのように感じる。
脳への影響
- 清涼感の錯覚:
- メンソールによって冷感受容体が刺激されると、脳は実際には温度が低くなっていないにもかかわらず、冷たさを感じるという錯覚が生じる。
- この清涼感は、例えば暑い日や運動後に非常に心地よいものと感じられる。
- 痛みの緩和:
- 冷感受容体の刺激は痛みの信号を緩和する作用もある。これは冷却による鎮痛効果と同様のメカニズムである。
- メンソールを含む製品は、筋肉痛や頭痛の緩和にも利用される。
- 嗅覚と味覚への影響:
- メンソールの香りは嗅覚を刺激し、リフレッシュ感を与える。また、口腔内での使用(例えば、ガムや歯磨き粉)は口腔内の冷感受容体を刺激し、さわやかな感覚をもたらす。
応用例
- 食品と飲料:
- キャンディ、ガム、飲料などでのメンソールの使用により、冷たさや爽快感を感じさせることで、消費者に清涼感を提供する。
- 医薬品とパーソナルケア製品:
- メンソールは、消炎鎮痛剤や咳止めシロップ、外用薬などに含まれ、痛みや炎症を緩和し、清涼感を与える。
- 歯磨き粉やマウスウォッシュにも使われ、口腔内をさっぱりとさせる。
このように、ハッカ(特にメンソール)は、冷感受容体を活性化することで脳に「冷たい」という錯覚を引き起こし、様々な応用がなされている。
3.ダイエットのための入浴法、ハッカ風呂のやり方
ハッカの入浴は主にリフレッシュやストレス解消、代謝の促進を目的としている。
ハッカを使った入浴の手順
- ハッカ油の準備:
- 市販のハッカ油(ペパーミントオイル)を用意する。100%ピュアなものを選んでもらいたい。
- 適量のハッカ油を使用:
- 入浴時には、ハッカ油を適量使用する。一般的には、5〜10滴程度が適当。(入れすぎると冷たく感じすぎて浸かれなくなるから注意!!)
- ハッカ油は非常に濃縮されているため、使用量を守ることが大切。多すぎると肌に刺激を与える可能性がある。
- キャリアオイルで希釈:
- ハッカ油をキャリアオイル(例えば、ホホバオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイルなど)で希釈する。これにより、肌への刺激を和らげる。
- 10滴のハッカ油に対して、30mlのキャリアオイルを混ぜるのが目安。
- 入浴剤として使用:
- ハッカ油を混ぜたキャリアオイルを浴槽に加え、よくかき混ぜる。
- 浴槽の温度は38〜40℃程度に設定し、15〜20分程度リラックスして入浴する。
ハッカ風呂の効果
- 代謝の促進:
- ハッカの清涼感と香りが血行を促進し、代謝を高める効果がある。これにより、カロリー消費が促進される。(熱いお湯を冷たく感じるというふうに、脳が騙される作用がある。)
- リフレッシュ効果:
- ハッカの香りがリラックス効果をもたらし、ストレスを軽減する。ストレスはダイエットの大敵であり、リラックスすることでストレス由来の過食を防ぐことができる。
- 疲労回復:
- ハッカの清涼感が筋肉の疲労を和らげ、運動後の疲労回復を助ける。これにより、次の日も継続して運動ができるようになる。
注意点
- 肌の敏感な人は注意:
- ハッカ油は肌に刺激を与えることがあるため、敏感肌の人は注意が必要です。事前にパッチテストを行い、異常がないか確認してもらいたい。
- 目に入らないように注意:
- ハッカ油が目に入ると非常に刺激が強いため、入浴中は顔を洗わないように。
- 子供や妊婦の使用:
- 子供や妊婦には使用を避けるか、少量にとどめるように。
まとめ
ハッカを入浴に取り入れることで、リフレッシュや血行促進、ストレス軽減などの効果が期待でる。これらの効果が総合的にダイエットをサポートすることができるのである。
|
|
冷感つながりで
|
コメント